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提言書 つくば市 | 第3次つくば市行政改革大綱・実施計画

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Academic year: 2018

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(1)

第3次つくば市行政改革大綱策定に

対する提言書

平 成 27年 10月

(2)

はしがき

大 学 院 時 代 ,「 公 企 業 体 経 営 論 」 と い う 講 義 を と っ た 。 当 時 の 三 公 社 ( 国 鉄 , 電

電 公 社 , 専 売 公 社 ), 地 方 公 営 企 業 の 運 営 の あ り 方 を 検 討 す る の が , 主 な 内 容 で あ

った。東京丸の 内の国鉄本社に ヒアリング調査 に出かけ,資料 を集め,国鉄の 経営

診 断 を 論 文 に ま と め た 。「 親 方 日 の 丸 」 の 官 僚 的 体 質 , 採 算 性 を 無 視 し た 「 赤 字 」

政治路線の敷設 などを検討の対 象とし,公社の 理念からする改 革の処方箋を描 いた。

もう半世紀も前 のことである。

そもそも公社 とは,公(行政 )の社会的責任 と会社(経営) の能率化,採算 性の

追 求 を 合 わ せ も つ 組 織 を 目 指 し て つ く ら れ た 。 そ し て こ の 理 念 は ,「 行 政 経 営 」 懇

談会の評価の原 則にも通じるも のがある。

さて,この50年,市民をとり まく環境は大き な変化を遂げた 。その中で行政 技術

は著しく進歩し ,行政評価の手 法も多様化した 。公共私の機能 分担,市民協働 ,民

間活力(指定管 理者,PFI) の利用,ICT の活用,職員能 力の開発等々, 行政

経営の視点も公 社時代よりも拡 大し,複雑化し た。

今回,第3次 つくば市行政改 革大綱(案)の 検討にあたって ,懇談会の委員 一人

ひとりはそれぞ れの行政経営の 視点から大綱( 案)の議論に参 加し,評価と提 言を

行った。つくば 市民の信頼に応 え,質の高い市 民サービスを持 続していくため ,市

当局がこの提言 書に盛られた「 行政経営」の精 神を理解し,提 言の一つひとつ を真

摯に受け止め, 行政改革の実現 に努力すること を心から期待し ている。

平成27年10月

つくば 市行政経営懇談 会

(3)

目 次

1 行政改革の 今後のあり方に ついて ・ ・・・・・・・ ・・・・・ 1

2 行政改革の 基本的な方向性 について ・・・・・・・ ・・・・・ 2

3 求められる 取組について ・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・ 3

4 行政改革大 綱及び実施計画 の策定について ・・・・ ・・・・・ 4

5 つくば市行 政経営懇談会開 催経過 ・ ・・・・・・・ ・・・・・ 5

(4)

1

1 行政改革の 今後のあり方に ついて

○ つくば市 未来構想による と,全国的に人 口が減少する中 でつくば市にお いて

も人口は2035年の25万2千 人をピークに穏 やかに減少傾向 に転じ,人口構 成に

おいては年 少人口の減少・ 老年人口の増加 ,これに伴う生 産年齢人口の減 少が

予測されて いる。

このよう なことから,中 長期的には生産 年齢人口の減少 に伴う歳入の減 少,

また歳出面 では,老年人口 の増加に伴う医 療,介護等の社 会保障関係経費 の増

加などによ り,市の財政運 営が厳しさを増 す状況となるこ とが懸念される 。

限られた 財源,職員数で 市民サービスの 維持・更なる向 上を図るために は,

職員一人一 人の資質や能力 の向上を図ると ともに,従来型 の行政運営をさ らに

効率的に行 うことが必要で ある。

加えて, 今後つくば市未 来構想に掲げら れたまちづくり の理念を実現し てい

くためには ,市民協働,情 報技術等,新し い行政経営の手 法を活用し,積 極的

に行政改革 を推し進めるべ きである。

○ 第 3 次 つ く ば 市 行 政 改 革 大 綱 の 位 置 づ け は ,「 つ く ば 市 未 来 構 想 」, さ ら に

は未来構想 を実現するため の個々の事務事 業を行政サイド でどう実行する のか

というとき の指針(ガイド ライン)のよう なものとなる。 第2次つくば市 行政

改革大綱に 基づき行ってき た行政改革の取 組から見えてき た課題をしっか りと

押さえ,職 員の質を高め, 質の高いサービ スを持続してい くための指針( ガイ

(5)

2

2 行政改革の 基本的な方向性 について

○ 連続性を 保つという保守 的な「持続可能 な行政経営」だ けでなはく,質 の高

い行政サー ビスを目指す中 心理念として「 質の高い公共サ ービスの実現を 目指

す行政経営 の展開」等,改 革の積極的な側 面を打ち出す基 本理念が望まし い。

○ 第3次つ くば市行政改革 大綱は,職員が 常に改善・改革 の視点を持ち, 事業

を進めてい く必要性を示し ているものであ ることを明確に 打ち出したもの にさ

(6)

3

3 求められる 取組について

(1) 「効果的 ・効率的な行政 経営の推進」に ついて

効果的・効 率的な行政運営 の基本は,質の 高い市民サービ スを安定的に供 給す

るということ を,職員がいつ も心に留めるこ とである。

また,事務 事業を効率化す るための手段で ある行政評価シ ステム自体が自 己目

的化してしま うことを防ぐた めに,本質的な 目的を実現でき ているかチェッ クす

る観点も必要 である。

ICTを活 用した効率化に あっては,今ま でと違う新たな 発想での取り組 みが

求められる。

(2) 「組織力 ・職員能力の向 上」について

職 員 の 質 を 高 め , 能 力 を 発 揮 さ せ る と い う 観 点 か ら , 柔 軟 性 , 国 際 感 覚 , 価

値観の多様性 を身につけられ るよう,海外を 含む外部との人 事交流の積極的 な推

進にも取り組 む必要がある。

職員は,常 に市民の信頼に 応えるため,コ ンプライアンス 意識を持って業 務に

取り組む姿勢 を特に維持され たい。

(3) 「健全な 財政基盤の確立 」について

健全な財政 基盤を確立する ための新たな方 法を実施計画レ ベルで積極的に 取り

入れるなど, 柔軟な対応で財 政を健全化する ことが求められ る。

(4) 「市民協 働によるまちづ くりの推進」に ついて

市民協働を 考える場合,協働可能 な範囲を明確に することが必要 である。また,

市民の善意に 頼るという市民 協働ではなく, 市民・行政両方 にメリットがあ るも

(7)

4

4 行政改革大 綱及び実施計画 の策定について

○ 第4次つ くば市行政改革 大綱策定の際に は,策定初期の 段階から行政経 営懇

談会の意見 を取り入れつつ ,策定されたい 。

○ 実施計画 策定の際には, 年度別の進行管 理などをはっき りしていくこと は重

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5

5 つくば市行 政経営懇談会開 催経過

第1回 行政 経営懇談会(平 成27年7月2日 )

・ 平成27年度市政運営の 所信と主要施策 の概要について

・ 平成27年度行政経営懇 談会について

第2回 行政 経営懇談会(平 成27年10月1日 )

・ 第3次 つくば市行政改 革大綱(案)に ついて

第3回 行政 経営懇談会(平 成27年10月16日 )

・ 第2回 懇談会における 意見の整理につ いて

第4回 行政 経営懇談会(平 成27年10月28日 )

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6

6 つくば市行 政経営懇談会委 員名簿

◎:座長

いとう つかさ

筑波学園ガス株式会社

伊藤

取締役

経営企画部長

かきはな きょうこ

筑波学院大学

経営情報学部経営情報学科

垣花

京子

客員教授

こだま きさぶろう

産業技術総合研究所

特別顧問

小玉

喜三郎

理学博士

こはま ひろまさ

株式会社カスミ

代表取締役会長

小濵

裕正

せき まさき

関彰商事株式会社

代表取締役社長

正樹

なかむら きいち

筑波大学

名誉教授

中村

紀一

ながもり きよし

茨城大学地域総合研究所

客員研究員

永盛

なまため みき

筑波技術大学

産業技術学部総合デザイン学科

生田目

美紀

教授

ほしの まなぶ

弁護士

星野

(つくば総合法律事務所

代表弁護士)

みつはた ゆか

有限会社モーハウス

代表取締役

光畑

由佳

NPO

法人子連れスタイル推進協会

代表理事

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